サウスバウンド/あらすじとネタバレと感想
サウスバウンドの概要 制作:2007年 日本 監督:森田芳光 出演:豊川悦司、天海祐希、他 サウスバウンドの見どころ 奥田英朗の小説を森田芳光監督が映画化。 三年かけて構想した小説であり、直木賞受賞後の第一作である。 学生運動時代が複雑に絡み合い、駆け落ちした女性と三人の子を作るが最後は西表島に帰るというファミリードラマである。 サウスバウンドのあらすじとネタバレと結末 あらすじ 上原一郎(豊川悦司)は学生運動に明け暮れた後、同じく学生運動に熱を入れていたさくら(天海祐希)と駆け落ちし、ふたりの間には三人の子が。 仕事が見つからない一郎の代わりにさくらが、喫茶店を経営しながら暮らしていました。 せっせと年金職員が一郎の元にやってきます。しかし一郎は自前の屁理屈を並べて追い返します。 長男の二郎は小6です。仲の良かった子が中学の悪いグループに入り、今日も金をとられています。 そのころ、一郎は一郎で、二郎の学校に修学旅行の積み立て金が多すぎると文句をつけに学校に行きますが(1泊2日の富士箱根旅行でひとり3万5千円)、度が過ぎていて警察を呼ばれてしまいます。さくらはさくらで、中年の男にストー...