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自虐の詩/あらすじとネタバレと感想

自虐の詩邦画

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自虐の詩の概要

制作:2007年 日本
監督:堤幸彦
出演:中谷美紀、阿部寛、遠藤憲一、カルーセル麻紀、西田敏行、他

自虐の詩の見どころ

泣ける4コマとして有名な自虐の詩。業田良家の漫画を堤幸彦監督が映画化。
まんがでは東京だったが、映画では大阪になっている。
幼少時代から、大人になった今でも不幸ばかりに見舞われる女性の半生を綴った映画を中谷美紀と阿部寛が演じた。

自虐の詩のあらすじとネタバレと結末

あらすじ

幸江(中谷美紀)は幼いころから不幸な目にばかりあってきた。今もろくでもない亭主イサオ(阿部寛)と貧乏生活を営んでいる。
イサオはとにかくろくでなし。今日もヤクザ相手にケンカして警察に迎えに行くと生きていました。幸江はあさひやでアルバイトしています。イサオはパチンコが仕事な毎日です。
実はあさひやのマスターは幸江の事が好き。しかしなかなか告白できず、マスターはマスターで幸江と同じなの風俗に通い詰めます。幸江がバイトしていると因縁をつけられますが、イサオが叩きのめします。しかしイサオはギャンブルに負けたから金を取りに来ただけで、店の金までとっていきました。
幸江はイサオが常駐している店に出前を持って行きます。その姿を見たイサオは交通整備の仕事に行くようになります。幸江は喜んで弁当を作ります。しかしイサオは仕事中に昔のツレに幸江を馬鹿にされてケンカしてしまうのです。幸江が引き取りに行ったときにイサオに少し怒ってしまうと、イサオは出ていきました。
イサオはヤクザにスカウトされますが、そこで返事はせずに帰ることに。そしてマスターはいきなり幸江にプロポーズします。指輪を突き返す幸江。マスターはまた風俗に行き、家康と知り合い連れて帰ります。
実は家康は幸江の弟だったのです。
幸江は出前の配達をしていると、吐いてしまい病院に行くと妊娠三カ月だと知らされます。
皆の前で妊娠を発表した幸江ですが、イサオは何も言わず帰ります。家に帰って何も言わないのなら別れるというと、出ていけと言われ幸江は出ていきます。

ネタバレと結末

ある日出前の配達をしていると幸江は階段から落ちてしまいます。意識不明の重体であり、イサオはすぐに駆け付けます。意識のない幸江は夢を見ています。幼いころから貧乏が原因でいじめられていたけど、唯一の友達である熊本さんを思いだします。幸江は学校ではなぜか金持ちのグループに入り、熊本さんがひとりになってしまいます。家康は家康で彼女にお金の無心をされ、家康は銀行強盗をします。おかげで幸江はまた一人ぼっちになってしまいます。幸江と熊本さんは和解し、東京に行くことになった幸江に熊本さんは弁当と餞別を渡します。その後幸江はシャブ中になってしまい体を売って自暴自棄に生活します。そんな時に知り合ったのがイサオでした。イサオに言われて更生施設に入り、イサオは指を落として堅気になりました。そして夢の中で幸江の母に会います。幸せな夢が終り目が覚めると赤ちゃんは無事でした。
イサオはヤクザの組長の話を断り、家康は幸江の代わりにあさひやで働きます。熊本さんから連絡がきてイサオは5円を渡します。幸江は東京に出る時に熊本さんからもらった大量の5円玉とお弁当を持って会いに行き、涙して抱き合います。
最後にイサオと幸江と赤ちゃんの三人で海に行っておしまい。

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