空中庭園/あらすじとネタバレと感想

空中庭園 2005年の邦画

空中庭園の概要

制作:2005年 日本
監督:豊田利晃
出演:小泉今日子、鈴木杏、板尾創路、大楠道代、他

空中庭園の見どころ

豊田利晃監督により映画化された、角田光代による小説「空中庭園」。
小泉今日子をキャストに迎え、公開を待っていた時に豊田利晃監督自身が覚せい剤取締法違反で逮捕。
一時は公開しないまま終わらされそうになった作品だが、謝罪した上で規模を縮小して公開された。
隠し事をしない家族がいい家族と繰り返しながら、言っている母親本人に隠し事があり、あやうい家族の関係を描いた作品である。

空中庭園のあらすじとネタバレと結末

あらすじ

家の近くのラブホテル「野猿」で愛し合った結果、私が生まれたーーー。
母親をはじめ、家族に隠し事はNG!という家族の元に育った娘マナが、男友達と一緒に「野猿」に行ってみる。
せっかくホテルに入ったのに、お互いに何もせずに出てきたあたりから男友達との関係は気まずくなります。
せっかくの16歳の誕生日にマナは学校をさぼり、ショッピングセンター「ディスカバリー・センター」に向かいます。しかしそこで母親の姿を見つけます。
最近母親の帰りが遅いことから、母親の不倫を疑っていたマナは後をつけます。
しかし母親が会っていたのは女性で、パート先の同僚でした。
その後マナはファーストフードで居る所を声をかけてきた知らない男について、再度「野猿」に行きます。
・・・
一方父親が母親に出会ったのは大学生の時。予想外出会った母親の妊娠から大学を中退し、さまざまな仕事をこなしていきますが、どれも続かずに未だに実家からの支援を貰っています。
父親は何度か浮気を繰り返し、ある日今、父親が夢中な女の子が帰宅するとダイニングに坐っています。
今度から息子の家庭教師をするのだといいます。
・・・
マナの母親の実家は、母親が中学のころ父親が死んでしまい、いじめられ母親からの愛を知らずに育ったマナの母親はその後ずっと引きこもりで過ごしていましたが、高校受験の時に「自分だけの家族」を作り、実家から脱出することを夢見ます。理想の家族像があり、それに沿っていれば何でも良かったのです。
何事も隠し事はしないという家族でしたが、母親は「できちゃった婚」に持ち込んだことを家族に秘密にしています。

ネタバレと結末

実はマナの母親は愛されていなかったわけではありませんでした。母の兄は「母は口を開けば妹の自慢」であることを聞かされたのです。
自分は愛されてないと思い込んだあまり、ここまで来てしまったのです。
それでも自分が築き上げてきた家族は、それぞれに秘密を抱えながらもまた空中庭園のようなふわふわとした家族に戻っていきます。
事実を受け止め、現実に戻ってきた母親の誕生日を祝うためのプレゼントを抱えた家族が母親の事を待っていたのでした。

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