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二流小説家 シリアリスト/あらすじとネタバレと感想

二流小説家 シリアリスト邦画

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二流小説家 シリアリストの概要

制作:2013年 日本
監督:猪崎宣昭
出演:上川隆也、武田真治、他

二流小説家 シリアリストの見どころ

デイヴィッド・ゴードンによる推理小説「二流小説家」を日本版で実写映画化。
エロ雑誌に小説を書いている主人公が12年前の連続殺人犯から告白本を書いて欲しいと連絡があり、犯人の支持通りに女性に話を聞きに行くと12年前の事件と同じように殺されてしまう。犯人と疑われた主人公は12年前の遺族と真犯人を探していくというストーリー。

二流小説家 シリアリストのあらすじとネタバレと結末

あらすじ

売れない二流小説家の赤羽一兵は、収入がないので母の名前を借りて官能小説を書いています。
パッとしない赤羽は婚約者にも逃げられ、海外へ転勤した兄夫婦の家に姪の亜衣と一緒に住んでいました。亜衣にはエロ作家と馬鹿にされ、うだつの上がらない毎日です。
ある日全く面識のない呉井大悟から手紙を受け取ります。呉井は自称写真家で、モデルを募集し来た4人を女性の家で殺害し、首を切断して首に花を飾った写真を警察に送るという異常な犯罪でシリアル・フォト・キラーと呼ばれていました。今では死刑囚になっているが女性の頭部は未だに発見されていませんでした。そんな自分の本を書いてくれという依頼でした。
一緒に手紙を読んでいた亜衣には「一流作家になるチャンスだ!」と喜ばれます。
しかしどうして自分に手紙が来たのかわからない赤羽は呉井の弁護士前田礼子に会いに行きました。礼子は呉井の死刑が執行してからなら本を出してもいいと言いました。礼子は呉井の無罪を主張しており、事務所の恵美が礼子は53歳で司法試験に合格した人だと言います。そして恵美と一緒に呉井に会いに行きます。
呉井は本を出すには条件があると言い、呉井の熱狂的な女性信者と呉井の官能小説を読ませてくれたら自分の話をすると言いました。拘置所の前では被害者の遺族が赤羽に抗議するために待っていました。遺族たちは書くなというものの姉を殺された長谷川千夏だけは真相を知りたいので書いてくれと言いました。

ネタバレと結末

赤羽は告白本を書くことにし、呉井の信者に会いに行くことにします。千野ゆうか、鏑木ジュリと聞き込みをし小説を書いて呉井に見せると、呉井は自分の過去を話し始めます。母は体を売って生活しており、男に借金を着せられて幼い呉井を連れて体を売りながら旅をしていましたが呉井が五歳の時に母が捕まってしまいました。
三人目はAV女優のサラで襲われそうになった赤羽は逃げ出しました。しかしやっぱり話を聞こうと思いサラの家に帰るとサラは首なし死体で花を生けられて死んでいました。まさかと思った赤羽が千野の家に行くと同じように殺されており、刑事の町田と一緒にジュリの家に行くと同じように殺されていたのでした。
礼子は告白本を書くのを辞めろと言います。・・・礼子は呉井の実の母だったのでした。
礼子は三人を殺し、はたまた前に呉井が殺した三人も礼子が殺していたのでした。赤羽と町田が12年前の事件で頭部を探していると二人分は見つかり三島の妻だけが見つかりませんでした。三島は保険金目当てで妻を殺していたことがわかりました。礼子は刑務所で自殺し、亜衣も両親の元に行き、赤羽は一人ぼっちになります。呉井の死刑が執行され、呉井は赤羽にお礼の手紙を書いていました。赤羽は約束通り告白本を出版するのでした。

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