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ピンクとグレー/あらすじとネタバレと感想

ピンクとグレー邦画

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ピンクとグレーの概要

制作:2016年 日本
監督:行定勲
出演:中島裕翔、菅田将暉、夏帆、他

ピンクとグレーの見どころ

NEWSの加藤シゲアキが芸能界の表と裏を書いて衝撃を呼んだ小説を実写映画化。
6通の遺書を残し亡くなった親友の死を乗り越え伝記を書いたことで時の人となった、スターと呼ばれるようになった主人公が失ったのは親友と青春の思い出だったというストーリー。

ピンクとグレーのあらすじとネタバレと結末

あらすじ

大人気スターの白木蓮吾は6つの遺書を持って自殺します。
遺体を発見したのはその日遊ぶ約束をしていた親友の河田大貴でした。大貴の死は世間を揺るがせて自殺の要因を探り出します。
今から14年前の事、関西から埼玉に引っ越してきた大貴は、蓮吾とサリーと仲良くなり、幼馴染で青春時代も一緒に過ごしてきました。蓮吾の年の離れた姉が事故で亡くなってしまうなど辛いこともありましたが、高校を卒業して上京し、一緒に住んでいた蓮吾と大貴は一緒に歩いている所を渋谷でスカウトされ、芸能事務所の社長に気に入られて二人でドラマの撮影にいきました。エキストラという話でしたが蓮吾は持ち前の大胆さで演技をアピールし、その頃から蓮吾と大貴との間に差がついてきました。蓮吾はみるみるうちにスターの階段を駆け上っていき、大貴は取り残された気分でした。サリーも同じように美大に進学するために東京に居ました。そんなころ、蓮吾と大貴に一緒に出る仕事が舞い込んできました。しかし大貴は蓮吾を意識しすぎてNGを出し過ぎてしまいます。そうして大貴の仕事は無くなって行くのでした。
そして二人は空気が悪くなりケンカして同居も解消し、大貴はサリーの所に行き押し倒します。三年後、大貴は立派なサリーのヒモになっていました。その頃、高校の同窓会があり、喧嘩別れしたままの蓮吾と大貴は気まずいまま会い、次第になんとなくなかったことにして仲直りをしていきます。

ネタバレと結末

仲直りの途中で話し合っている時に、蓮吾が一晩で一気に有名になってみないか。と大貴に言いました。
そしてその夜に蓮吾が自殺してしまったのでした。六通の遺書の中から、大貴が選んだ蓮吾らしい遺書を選んでくれというメッセージを残したまま。号泣する大貴。そこで「カットー!」と声が入ります。
これまでの映画は映画の中の映画だったのです。
そして大貴は遺書の中から蓮吾の自伝的小説を書くという事を選び、大貴は一躍有名になります。小説のタイトルこそがピンクとグレーであり、映画化が決まり主役を演じます。しかし大貴は突然スターになり芸能界のどろどろ加減に嫌気がさしてきます。サリーも先輩の成瀬に大貴は芸能界に合ってないというものの、そのうち勝手に消えると言われます。大貴はかっとなって成瀬を殴って新聞記事を飾りました。
謹慎を受け、大貴は蓮吾の母に会いに行きます。するとそこで見せられたのは姉と蓮吾の近親相姦でした。姉も事故ではなく自殺でした。蓮吾のマンションに行き、大貴も自殺しようとするができずに帰ります。そこに再び「カット!」の声。蓮吾は姉と同じ日に自殺したのでした。その事を知った大貴はわかるわけないやん!と叫び歩道橋の上から「しょーもな!」と叫んで蓮吾からもらったライターを投げ捨てるのでした。

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