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死にぞこないの青/あらすじとネタバレと感想

死にぞこないの青邦画

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死にぞこないの青の概要

制作:2008年 日本
監督:安達正軌
出演:須賀健太、谷村美月、城田優、他

死にぞこないの青の見どころ

乙一の長編小説を実写映画化。
撮影は富士宮市立上野小学校で老朽化による取り壊し前の校舎を使っている。
主人公の少年が担任を含めてクラスメイトからもいじめられ、追い詰められていく中真っ青な姿をした少年「アオ」が現れ、挑発されるが一人で立ち向かう勇気が出てくるというストーリー。

死にぞこないの青のあらすじとネタバレと結末

あらすじ

マサオの小学校に新任教師の羽田光則がやって来ました。
マサオの担任になり、クラスでは係決めをしています。マサオも生き物係に立候補したものの係決めの話合いに参加しなかったことから担任にとがめられてしまいました。そして無理やり体育係にされてしまいます。
その後学校でキャンプが行われますが羽田はトコトンマサオに冷たく当たるのでした。いいがかりのような事で叱咤され、次第にクラスメイトからも冷たい目線を向けられます。
一方羽田の家に羽田の妹が訪ねてきます。妹は兄に気を使いますが、羽田は実家に帰ろうとしませんでした。
マサオはまたクラスメイトに言いがかりをつけられて怒られて、悪くもないのに謝ってしまいます。自分を抑えてばかりのマサオはその頃から青い顔をした傷だらけの体に白い布を被っている”アオ”が見えるようになるのでした。
マサオはもっと小さいころに姉を亡くしていて、アオを見ると姉の事を思い出してしまうのでした。
頻繁に現れるようになったアオは授業中でもマサオのソバで涙を流していました。
マサオの得意なプールの授業がありましたが、羽田は褒めるどころか戒めに来るのでした。羽田は自分のいいがかりをいかに正当化するかに燃えている所がありました。マサオは学校帰りに川によって時間を潰しているとアオから死んでしまえば楽になれると言われます。アオはマサオに俺はお前だと言いました。

ネタバレと結末

クラスメイトからのイジメもエスカレートしてきて、ランドセルをプールに入れられたりします。
マサオはその日、自分をイジメているクラスメイトをアオが殺している夢を見ます。アオには願望が夢に出ただけだと言われました。
マサオはクラスメイトに暴行されそうになった時、マサオはアオと一体化していじめっ子を倒していきます。先に手を出したのはいじめっ子でも羽田はやはりマサオだけを責めます。アオからは自分を信じて理不尽な現実と戦えと言われ羽田と対決することにします。羽田の家の合いかぎを作り、麦茶に毒を入れようとした時に羽田が帰ってきて風呂場に軟禁されました。羽田はマサオを殴った後睡眠薬を飲ませ山の中に穴を掘って埋めようとされていました。抵抗したマサオと羽田は崖から落ちてしまい羽田が動けなくなります。とどめを刺そうとしましたが、マサオはアオに別れを告げて羽田を助けるために助けを呼びに行くことにします。アオは最後にかわいい女の子になり笑顔を見せてくれました。マサオは母と羽田の見舞いに行くと羽田はずっと父親に嫌われていたことを告白します。マサオの母は姉が車に撥ねられたことを告白し姉は傷一つなくマサオは傷だらけだったのに生き延びた奇跡の子だと言います。マサオは生きていることに感謝するのでした。

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