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つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語/あらすじとネタバレと感想

つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語邦画

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つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語の概要

制作:2013年 日本
監督:行定勲
出演:阿部寛、小泉今日子、野波麻帆、風吹ジュン、他

つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語の見どころ

井上荒野の小説「つやのよる」を行定勲監督が映画化。
タイトルを「つやのよるある愛に関わった、女たちの物語」となっている。
主演は阿部寛。
自由奔放な妻に死が迫った時、夫は関わりの深い男たちに連絡をする物語である。

つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語のあらすじとネタバレと結末

あらすじ

松生春二(阿部寛)の妻、艶(顔出しなし)はガンに侵されてある島で入院しています。
苦しい状態が続き、艶を見ていられない春司は思い余って殺してしまおうかとも考えますが、寸での所で思いとどまります。
春二は、艶の命がもう短いことを察して、これまで艶と仲の良かった男たちに連絡を取り出します。
はじめは艶のいとこである小説家の石田行彦。彼は艶が12歳の時に処女を奪い、艶を題材とした小説を書いています。石田は女遊びが激しく、妻は石田が艶を題材とした小説を書くほどの人物なのか気になっています。
次は不動産屋に勤める橋本湊。彼女は太田が所有する不動産の契約を取ろうと必死です。
そして不動産の社長だけでなく、太田とも不倫をしています。そこに太田に艶の事で電話が入ります。この太田は20年以上前に別れた艶の夫でした。橋本は太田から艶の話を聞いて興味を持ちました。
そして松生は艶のパソコンのメールを見ます。すると橋川という男との卑猥なやり取りが残されていました。
艶と橋川も不倫関係のようです。この男にも松生はメールで艶の危篤を知らせましたが、橋川はすでにこの世におらず、橋川の妻が艶の見舞いに来ます。
松生が港に出迎えに行き、艶の元に連れてくると橋川の名を連呼して起こそうとします。
松生はこれまで艶の男癖に悩まされてきたことを、橋川の妻に告げ、橋川とのやり取りも妻に聞かせます。橋川の妻は夫が不倫していたことを知らなかったのでショックです。
艶の素行の悪さは島でも有名でした。艶が追いかけまわしていた美容師の池田百々子の恋人茅原優でした。

ネタバレと結末

艶は年齢も顧みず、優を追いかけまわすので呆れていました。
艶が入院したのでほっとしていると、今度は優の息子とその母が島にやってきました。百々子は優に自分と結婚する気はあるのかと聞くと、考えたことがなかったといい、百々子は優を追いかけながらも見捨てなかった松生がいて、艶は幸せだと思います。
山田麻衣子は大学生で母と二人暮らしです。父は幼いころに出ていきました。艶に奪われたのです。
そこに松生から艶が危篤だと電話が入ります。二人は島に行きます。
松生が席を外している間に、母が艶の上着を取ると噛み後が。多分、松生がしたのだろうと思い、母は泣き出します。そしてそのまま島から帰っていきました。
そして艶の葬儀が始まりますが、艶の事を愛した男たちは誰も葬儀には来ませんでした。
松生は、艶を最後まで愛したのは自分だけだと勝ち誇った気分でした。

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