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渇き。/あらすじとネタバレと感想

渇き。邦画

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渇き。の概要

制作:2014年 日本
監督:中島哲也
出演:役所広司、小松菜奈、妻夫木聡、清水尋也、二階堂ふみ、他

渇き。の見どころ

深町秋生の推理小説「果てしなき渇き」を「渇き。」として中島哲也監督が映画化。
原作はこのミステリーがすごい!大賞に選ばれており、失踪した娘を探す父親に役所広司を起用。
映画は学生早割キャンペーンとして映画を1000円で見れる企画も実行した。

渇き。のあらすじとネタバレと結末

あらすじ

三年前、藤島の娘加奈子は誰もが振り返るほどの美少女でした。
中学の時加奈子は、一人の男子生徒の事を好きでした。ところがその男子はゲイの餌食へと・・・。思い余った男子は自殺してしまいます。
加奈子はショックでした。そして追い込んだ男子に復讐しようと考えます。
その後高校に入学した加奈子の事を同級生の瀬岡が好きになります。瀬岡は加奈子に「加奈子が好きだった男が羨ましい」というと加奈子は瀬岡を男娼にさせイジメます。その男の子が自殺した理由も理解しました。しかし加奈子が瀬岡の事をどう思っているのかはわかりません。
刑事藤島は妻が不倫していることを知ります。クリスマスに会っていた二人の車に車で体当たりします。
そして不倫相手の事を何度も殴ります。当然事件になり刑事を退職。妻と離婚になり娘とマンションも取られてしまいます。そして自分は警備保障会社に勤めます。精神的にもボロボロになり統合失調症の薬を飲んでいます。
ある日藤島はコンビニで起きた殺傷事件の第一発見者になります。そのころ、元妻に呼び出されて家に行ってみると娘が帰ってこないことを告げられ、娘のバックからは覚せい剤が・・・。
他にも精神科の薬などが見られ、娘の連絡簿を手に入れた藤島は友達らしき人に連絡しますが取りつく島もありませんでした。続いて薬の病院に行くも、軽い薬だけだと言われてしまいます。
そうこうしている間に娘の話を友達から聞くことができました。娘と一緒に映っているのは自殺した男子であること。いろいろな娘の表情が見えてきました。
そして担任の所に出向くと、担任もまた娘が緩やかに自殺しているような印象と答えます。
娘の事を理由に元妻に迫り、元妻は実家にかえってしまいました。
独自の調査を進めるうちに、藤島は殴られます。しかし目が覚めた時には犯人は死んでいました。娘の周りの子たちは娘の事を「加奈子はかっこよかったけれども、どうしようもなく狂っていた」と証言します。

ネタバレと結末

そして事件は精神科の医師が、娘に若い娘が好きだと見抜かれ利用されていました。娘は売春組織とかかわっていたのです。
相手が言って欲しいであろう言葉を見つけて発言することで、人を引き付けるのがうまい娘。その後人をめちゃくちゃにするのも秀でていました。
売春組織のリーダーは政界・警察のお偉いさんに接待させ、その写真を撮ることで脅していました。
そして娘は同級生に薬をエサに売春させる役目でした。リーダーの持つ写真を客に送ることで娘もまた追われる身になったのです。
しかし実は娘は中学時代の先生に殺されており、埋められていました。
そのことを知った藤島は先生を埋めた場所まで連れて行き、見つかるまで掘り起こせと命じながら覚せい剤を自分に打つのでした。

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