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サヨナライツカのあらすじとみんなの感想

サヨナライツカ邦画

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サヨナライツカの概要

制作:2010年 韓国
監督:イ・ジェハン
出演:中山美穂、西島秀俊、石田ゆり子、加藤雅也、マギー、他

サヨナライツカの見どころ

辻仁也の小説であり、行定勲監督で作られるはずだったサヨナライツカ。
しかしクランクイン直前で行定勲が降板し一度は映画化はナシかとささやかれる中、イ・ジェハン監督が指揮を撮って映画化。そのころパリで暮らしていた中山美穂もタイに渡り撮影した。
公演ひと月で100万人を動員し、現実的にはあり得ないロマンスに若者たちの心をとらえた大ヒット作である。

サヨナライツカのあらすじとネタバレと結末

あらすじ

東垣内豊(西島秀俊)は幼いころから父に、結婚が人生で一番大事だと言われてきていたので学生時代から嫁探しは熱心にしていた。そして父を納得させるだけの女性を見つけ、婚約に至ります。
そのころ、単身でバンコクに渡ります。そしてバンコクで沓子(中山美穂)に出会うのです。
光子は出会ってから1週間後、豊の部屋を突然訪れ体の関係を持ってしまいます。
それからは毎日のように二人で会い、恋人のように過ごします。
ある日、沓子が食事をしようと呼ばれてホテルのロビーに行くと、自宅へ誘われます。光子の自宅はザ・オリエンタル・バンコクのスイートルームだったのです。
沓子は自分の家だといいますが、自分と都市の変わらない沓子はなぜそんな贅沢ができるのか不思議です。
不安もよぎりますが、楽しい時間を過ごし何かと自分本位に振舞う沓子のことにのめり込んでいきます。
いくらバンコクとはいっても、来ている日本人同士の中で二人の噂は広がります。
上司から注意されても関係を続けていました。
やがて一人、二人と豊の元を離れていきますが、親戚が何も言わずにバンコクを出て行ったのは堪えていました。やがて豊は婚約者の事を捨てても沓子と一緒にいる方が楽しいのではという思いも出てきました。
しかし結婚式の段取りは進みます。
沓子は昔結婚していて、莫大な慰謝料を貰って離婚したことも告白します。

ネタバレと結末

そして豊の婚約者はクリスマスにバンコクにやってきます。そのあと沓子は婚約者と入れ違いで日本に戻ると豊に告げます。実は婚約者は沓子に会いに来ていました。「一度でも豊に愛していると言われたことがあるか」と聞かれ答えることができませんでした。
すると沓子は豊に「愛してた」と過去形で言いました。豊は涙が止まりません。豊は結局の所、人生の冒険ができないのです。沓子を選ぶことはできません。
そして25年後ザ・オリエンタル・バンコクに豊が足を踏み入れると、そこにはフロントで立っている沓子が。そう、沓子はまたいつか豊に会えると思ってバンコクで待ち続けていたのです。

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