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イニシエーション・ラブ/あらすじとネタバレと感想

イニシエーション・ラブ邦画

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イニシエーション・ラブの概要

制作:2015年 日本
監督:堤幸彦
出演:松田翔太、前田敦子、他

イニシエーション・ラブのみどころ

「読み終わった後は必ずもう一度読み返したくなる」と帯のついたベストセラー小説で、最後の二行で全然違う意味の小説になってしまうことから話題を呼び、130万部を超えるミリオンセラーとなっているイニシエーション・ラブを堤幸彦監督が映画化。
前田敦子と松田翔太を起用し、映画も大ヒットとなった。恋愛小説だと思っている人は最後のどんでん返しに必ず騙されていることに気が付くだろう。

イニシエーション・ラブのあらすじとネタバレと結末

あらすじ

【Side:A】
鈴木夕樹(松田翔太)はダサ目の理系。鈴木は友人に誘われて行ったコンパで繭子に出会う。
繭子もまた鈴木に気があるそぶりを見せている。繭子鈴木を「たっくん」と呼び、たっくんにおしゃれをするように告げると、たっくんはセンスを磨きはじめ教習所にも通い始めます。
二人が初めて結ばれて、その後鈴木は車を買いドライブし、クリスマスに繭子からシューズを貰ったことをきっかけにダイエットを決意します。
【Side:B】
時は流れて、たっくんは一流企業を蹴って中小企業に就職した後、静岡支店に勤務するように。痩せてジョギングをする姿はとてもたっくんの昔をイメージできません。
しかしたっくんはここで東京への栄転を知らされます。栄転は嬉しいけれども、繭子と遠距離恋愛になってしまうのは戸惑いが隠せません。毎週末車を運転して静岡に繭子に会いに行くのも疲れてきます。
そこへたっくんは、美弥子に告白されてしまいます。
そのころたっくんと繭子との間には子供ができてしまい、堕胎を選択した二人はうまくいかなくなってしまっていました。
二股をかけていたたっくんは繭子との別れを決心し、美弥子と付き合いだします。

ネタバレと結末

【Side:A】
順調に交際を重ねる繭子とたっくん。
たっくんは素敵なクリスマスを過ごしたいと思い、ダメもとで予約すると奇跡的にキャンセルがあり、二人は素敵なクリスマスを過ごす。
【Side:B】
たっくんは間違えて、繭子に電話してしまった時に思わず黙り込んでいると「たっくん?」と言われます。
まだ俺の事を忘れてなかった繭子に驚いてしまいます。
それ以来、繭子の事が気になってしまい、たっくんはクリスマスイブを美弥子と過ごした後も、繭子と予約していてキャンセルしたホテルに向かいます。
そこには繭子と、まさかのもう一人のたっくんがおり、たっくんはあっけにとられてしまう。
・・・・・・・
【Side:A】鈴木辰也【Side:B】鈴木夕樹
であり、繭子はこの二人と二股をかけていたという話なのでした。

イニシエーション・ラブのみんなの感想

ネタバレなし

 こちらの作品を、観たときちょうど主人公と同じ境遇(二股をかけている状態)であり、主人公がおこなった名前を間違えてしまうというミスは非常に共感できました。ラストシーンでのそれまでの伏線を回収していくあたりがこの映画の一番の見どころであると思いました。小説では2度読み返したくなると言われていた作品ですが映画も2度見直したくなり、DVDを借りて何度も見返しました。(20代男性)
ミステリ好きの中では叙述トリックが凄いと必ず話題になる乾くるみ先生の「イニシエーションラブ」が前田敦子さん主演で映画化されました。主人は何も知らないので普通に恋愛映画としていて観ていて、私は原作を読んでいたので終始ニヤニヤしながら最後のオチの反応を楽しみに観てました。案の定最後のネタバラシに主人はやられたー!とジタバタしていました。
原作を読んでいなくても再現度は高いので楽しめます。また、バブル期が舞台になっているので懐かしさにも浸れます。あっちゃんのファッションもレトロで沢山衣装が用意されているので観ていて飽きませんでした。可愛いので、普通の甘酸っぱい恋愛映画観ているのだっけ?と勘違いしてしまうほどでした。でもやっぱり最後には…ミステリ好きは絶対見てほしい作品です。(30代女性)
きちんと読んでいませんが、原作の内容は知っていたので、映画化には期待していませんでした。小説だからこそのお話だと思っていたので。しかし、大好きな堤監督なので、面白そうだと思い見ました。実際、面白かった、と言えます。もう一度見るかと言われれば、微妙です。作品としては良かったですが、内容は自分には合わなかったのが正直な感想です。
アラフォーな私でギリギリわかる年代ではないだろうかと思える80年代満載な演出はとても良かったです。懐かしさと同時に新鮮さがあり、若い世代にも受け入れられるでしょ。しかし、それと同時に、この作品のオチがオチなので、しっくりきません。原作以上に書き込んでいるので、わかり易くなっているのでしょうけど、ただただマユへの不快感が増すばかりでした。ラブコメファンタジーでまとめてくれていたらもう少し、男も女も馬鹿だとか、今のSNS時代じゃもう有り得ないよねと笑えたのでしょうけど…どうして悪女のような演出で占めたのか…残念でした。
しかし、これもひとえに、前田さんの演技力の賜物なのかもしれません。もっとアイドルらしい大根役者のような、中身スカスカ、深さがない方だったら、さっと流せて面白いストーリーのみ残ったのかもしれませんね。(30代女性)

ネタバレあり

昭和歌謡が大好きな私には音楽がドンピシャの選曲でキュンキュンしました。昭和の終わり頃に青春時代を過ごした人なら音楽だけでも楽しむことができる映画だと思います。最後に混乱しましたが、オチにいい意味でやられました。可愛らしい役の前田敦子の二股はかなり予想外でした。女のあざとさと強かさがよく描かれていて、テンポがいいので恋愛映画としてもとても楽しむことができました。(30代女性)
先に小説を読んでいました。なので、小説だからこそ可能なトリック(同一人物だと思わせておいて、実は別の二人だった)を、映画でどう表現するだろうかというところに興味が沸き、視聴しました。そしたら、まさかの正反対の役者二人が起用されていて、これにはビックリしました。ここまで似ても似つかない俳優さんを使うという大胆過ぎる手法。けれど、演出のうまさでしょうか、わかっていながらもストーリーに引き込まれ、なぜだか自然と受け入れることが出来ました。そして最後の5分くらいの種明かしのときは面白かったですね。小説とはまた違った良さがありました。
実は私は主演の前田敦子さんに対してあまりいい印象がなく、演技も下手だと思っていたのですが、この映画の彼女はすごく良かったですね。小悪魔的な女性をとても上手に演じていたと思います。(50代女性)
原作の小説を読んでから映画を観たので、「たっくん」をどう演じるのか興味深々でした。
ちょうど中盤あたりですごく太って別人のようになってしまった所で、内心「本当は別人だけどね」とくすくす笑いつつ、上手いこと作ったなぁと感心しました。
前田敦子さんのヒロインは、ストーリーを知る前はちょっとぶりっこっぽくて好きじゃないなぁと思っていましたが、映画を見終わった後には計算高いこのヒロインは前田敦子さんならではだなと納得です。
原作のどんでん返しとはまた違う面白さで、映画でもどんでん返しを楽しめました。
思わず気になって2度観たくなるような内容ですが、個人的には原作からの映画という流れが2度おいしく楽しめると思います。(20代女性)
松田翔太さんが出演されている作品は、なんとなく面白いものが多かったので見てみることにしました。物語の前半と後半で、sideA、sideBと別れているのが、昔のカセットテープを思い出させてノスタルジーな感覚です。昭和っぽい雰囲気もなんだか独特で、ちょいダサな感じがほんわかしますね。
意外だったのが、元AKBの前田敦子さん。この人が結構はまり役で、いわゆる「ぶりっこ」をよく演じていたと思います。男性を転がす術に長けていて、女としては見ていて参考になる部分もありました(やらないけど笑)。
私は原作を知りませんでしたが、物語中盤からだんだんラストは予想できてしまったのが残念なポイント。なので、衝撃のラスト!というほどではなかったのですが、単純に悪女な主人公とまぬけな男のやりとりが面白く、観た後に「面白かった」と夫と笑い合える映画でした。
ちなみに、女性をあまり知らない(女性に幻想を抱いている)男性には、あまりおすすめできないかもしれません。(30代女性)
最後に大どんでん返しがあるという事で、観る前からドキドキしていました。物語は、夕樹と繭子の恋愛から始まります。それは、初々しく微笑ましいカップルで、どこに大どんでん返しの要素があるのだろうと思いました。
遠距離恋愛でうまくいかなくなったりなんて当たり前だし、繭子の事をつい別の女性の名前で読んでしまう、なんて事も映画ではよくありがちと思いました。
ところが、ここからが凄かったんです。
繭子が言った「辰也」という一言。
その瞬間、本当に世界が逆転しました。
え?という、思わず息を呑んでしまう瞬間でした。
そして、もう一度映画を見直した時、この作品は全く違う見方が出来ます。(40代女性)

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