半落ち/あらすじとネタバレと感想

半落ち 2004年の邦画

半落ちの概要

制作:2004年 日本
監督:佐々部清
出演:寺尾聰、原田美枝子、柴田恭兵、吉岡秀隆、鶴田真由、他

半落ちの見どころ

横山秀夫の小説を佐々部清監督が映画化。
「半落ち」の原義は警察用語で、「一部自供した」という意味である。
主演は寺尾聰。
「私、梶聡一郎は、3日前、妻の啓子を、自宅で首を絞めて、殺しました」から始まるストーリーだが、殺してから出頭するまでの事は何も話さなかった。そこに家族への愛が詰まった秘密があったという感動の物語である。

半落ちのあらすじとネタバレと結末

あらすじ

ある日、アルツハイマーの妻を殺したと出頭してきた人がいました。
現役警部でもある梶です。志木は、梶の取り調べにつきましたが梶が妻を殺したのは三日前。殺してから出頭するまでの間に何をしていたのかを聞いても決して話そうとはしませんでした。
世間では現役の警察官が妻を殺したというニュースでにぎわっています。そこでも空白の2日間は世間の注目を集め、さまざまな憶測が飛び交っていました。
警察にももちろんマスコミが取材しにきますが、梶が口を割らない限り空白の二日間は判明しません。
ある日、梶が妻を殺してから歌舞伎町に行っていたという手掛かりが出てきて、志木はなぜ梶が歌舞伎町に行っていたのかを調査しようと思いました。
東洋新聞の記者中尾も同じくスクープ欲しさに調査に乗り出します。
梶は自分のために黙っているのではなく、誰かのために黙っているような感じです。
しかし梶には大切な人といっても妻しかいませんでした。息子は白血病で亡くなっており、妻は梶が殺しています。
まず志木は、息子の病院の先生に話を聞きに行きました。梶は息子が白血病になった時にドナー登録しており、息子が亡くなった後、それによって命を救われた少年がいます。その少年のことを妻も息子の代わりができたと喜んでいました。
次に中尾が病院に行き、取材を申し込むと医師から中尾はある新聞の記事を見せられたのでした。

ネタバレと結末

その記事は、梶のドナー登録により自分の命が助かったことを新聞に投稿したものでした。
偶然、その記事を目にした梶は新宿のラーメン屋で働いているという手掛かりを元に、妻が会いたがりますが、ドナー提供のルールではドナーや提供者に会うことは禁止されています。
妻が会いたがっていたことを知っていた梶は、代わりに新宿のラーメン屋に少年に会いに行くことにしたのでした。梶は空白の二日間で、自分がドナー提供することになった少年が、世間の目にさらされることになる事を恐れていたのでした。
そして公判で事実が話されますが、梶自身は最後まで否定し続けて少年の存在を隠し続けるのでした。

半落ちのみんなの感想

ネタバレなし

年配の元刑事はなぜ妻を殺したのか。その動機を探るのを軸に、認知症、介護、臓器移植、家族の死、職業倫理、など複数のテーマを扱っているが、各テーマが自然に結びつき「詰め込み過ぎ感」なく見られた。どの部分に特に感情移入するかは見る人の経験や感性が大きく影響すると思われるが、いずれにしても自分の価値観や法制度について考えさせられる切欠になるだろう。
私は家族の死、というテーマに強く惹かれ、後半は泣いていました。
印象に残る良い映画ですが、映画の雰囲気は全体的に重く、暗い雰囲気なので皆で見るより一人で見ることをお勧めします。あと、登場人物が全て何か事情を抱えた本質的な善人ばかり、という感じがして、個人的にはその部分だけは疑問に思いました。(40代男性)

ネタバレあり

\ 簡単登録でいろんな作品が楽しめるよ /

この作品を無料で見る

タイトルとURLをコピーしました