三度目の殺人/あらすじとネタバレと感想

三度目の殺人 2017年の邦画

三度目の殺人の概要

制作:2017年 日本
監督:是枝裕和
出演:福山雅治、役所広司、広瀬すず、斉藤由貴、吉田鋼太郎、満島真之介、松岡依都美、市川実日子、橋爪功、他

三度目の殺人の見どころ

三度目の殺人は是枝裕和監督の脚本・監督映画。
福山雅治を使った法廷サスペンスである。
公開二日間で動員17万9,256人になり、映画観客動員初登場で二位となった。

三度目の殺人のあらすじとネタバレと結末

あらすじ

三隅(役所広司)は食品工場を解雇された腹いせで社長を撲殺。
そして三隅は逮捕されました。三隅は実は30年前にも殺人事件を起こしており、30年刑務所にいた過去がある。
そのため、今回の殺人では死刑が言い渡されるだろうと予測されます。
重盛(福山雅治)は弁護士。三隅の言い分が二転三転とするので、重盛の知人が受けていたが重盛にチェンジしたのである。
そして偶然ではあるが、三隅の判決の時に判決を下したのが重盛の父(裁判長)であった。
重盛は父に話を聞くと、三隅は父に手紙を送っていました。
重盛が初めて三隅に会いに行くと、三隅はギャンブルする金が欲しかったといいます。
しかし三隅の意見は二転三転し、軽減を望んでいるという割には姿勢が見えない。
三隅を減刑させたい重盛は調査を始める。
被害者の工場には実は前科者が多く雇われていて、安い賃金で働かされていました。
なんとか減刑に持ち込めるかなと思っていた時に、重盛に電話が来ます。
娘が万引きしたという知らせです。重盛は妻と不仲で別居しています。娘は重盛の思ったようには育ってはいませんでした。
そして事件は一転します。
三隅が週刊誌のインタビューに答えており、実は被害者の妻に言われて殺した保険金目当ての殺人だったことを告白していたのでした。
証拠も残っており、重盛は腹が立ちますが共同殺人として立件することに。
重盛が三隅のアパートを訪ねると、実は妻よりも娘の方が来ていたようでした。はじめから捕まることを予測した痕跡が残る三隅の行動に、重盛が再度不信感を抱く。
しかし第1回公判が終る。すると被害者の娘が、父にレイプされていたことを重盛に言いに来る。
そのことを三隅に言うと、三隅は殺したい気持ちが伝わってきたといいます。
そして被害者の娘は法廷で証言したいと言い出します。
すると三隅は本当は殺していないと言い出します。

ネタバレと結末

犯行を否定するも、認めれば死刑にはならないと言われて殺したといったが実は殺していないと。
実は食品会社は偽造しており、その偽造のお金を貰っていたといいます。嘘をつきとおすよりも殺人として刑務所で前向きに生きた方がいいという三隅の思いからです。
それからも周りが二転三転しますが、結局判決は死刑。
三隅はみんなにありがとうと述べ、去ります。
その後も重盛は三隅を訪ねますが、三隅は本当の事は語りません。何が真実なのかわからないまま映画は終わります。

三度目の殺人のみんなの感想

ネタバレなし

是枝監督のいつものテーマ「家族」プラス、日本の司法制度についても考えさせられる映画でした。弁護士と容疑者がいつも二人三脚で同じ目標(無罪)を目指しているとは限らないですね。
弁護士はたくさんの仕事を予算内でこなし、判決で裁判官は人の命を左右すると思うと、難しい問題だと思いました。
広瀬すずは可愛く、ほぼ無表情。薄幸で謎めいた少女が似合っていました。。福山雅治も今回は単調な演技の中、役所広司の演技のうまさに目を見張りました。飄々としたような笑顔で和やかに話していると思ったら、突然グッと残酷さを秘めたような冷たい目。役所広司さんで映画に重みが増して引き締まったと思います。(40代女性)

ネタバレあり

役所広司演じる三隅高司が、本当はどんな人物なのか。そして、本当は何をしたのか。この部分にこだわる人は本作を楽しめないと感じるかもしれないが、実は一番本作のことを理解している。
まず、この映画の役者陣の芝居は圧巻。特に女性陣。斉藤由貴の絡みつくような、可愛らしく、身勝手で、いやらしい演技は、嫌でも印象に残る。広瀬すずの真顔のアップだけで満足感があった。これは広瀬が可愛いだけの女優だと言っているわけではない。彼女は顔の表情だけで、観客に何かを感じさせる力がある。そして役所広司は、つかみどころのない三隅役を完璧に演じきっている。
この「つかみどころのない」というのが本作のキモで、話が進むにつれて三隅の印象は変わっていく。悪人なのか善人なのか、とんと見当がつかない。犯罪にどのように関わったのかもハッキリしないから、三隅をどのように法律で裁くべきかもわからない……。
裁判では「有罪」か「無罪」か。二つに一つしか無い。「どちらでもない」という判決はありえないのだ。「でもそれって、おかしくないですか?」と問いかけてくるのが、この映画だ。これは是枝裕和監督のその後の作品「万引き家族」にも通ずる部分で、「今の日本社会って本当に正しいですか?」と映画を通じてメッセージを送られているのである。
本作を見終わった後の「モヤモヤ」を感じる事のできた観客こそが、この映画のテーマを受け取っていると言える。(30代女性)
「そして父になる」や「海街diary」を撮った人気監督の是枝氏の法廷映画で、キャストも福山雅治、役所広司、広瀬すずなど一流どころを揃えました。
重厚なストーリー、人によって解釈の分かれる展開など、見ているものをグッと引き寄せる話ではあったのですが、前2作に比べると話が分かりにくくて釈然としないというのが正直な感想です。
広瀬すずが「私と役所広司は肉体関係もあった」とか言うのですが、どうもリアリティがないですね…。(30代男性)
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