海賊とよばれた男/あらすじとネタバレと感想

海賊とよばれた男 2016年の邦画

海賊とよばれた男の概要

制作:2016年 日本
監督:山崎貴
出演:岡田准一、吉岡秀隆、染谷将太、鈴木亮平、野間口徹、ピエール瀧、綾瀬はるか、小林薫、光石研、堤真一、近藤正臣、國村隼、黒木華、須田邦裕、小林隆、他

海賊とよばれた男の見どころ

百田尚樹の小説を山崎貴監督が映画化。
主演は岡田准一。
出光興産の創業者である出光佐三を元に石油会社との闘いを軸にして書いた小説である。

海賊とよばれた男のあらすじとネタバレと結末

あらすじ

1945年、日本には石油がなく空襲が来ても飛行機を飛ばせません。
終戦後も国岡館が残り、主である国岡鐵三は社業を再興させようといい、重役こそ反対するもののやってみてダメなら乞食でもすればいいさと言いました。
そして鐵三は自分でも動き出します。まず石油統制配給会社に行って油を回してもらうようにします。
石油統制配給会社の鳥川総裁は戦前の鐵三への恨みから断ってしまいました。
そんな鐵三は家で昔を思い出します。1922年の鐵三は「国岡商店」といっていち早く石油に目を付けて機械油を取り入れていました。当時の日本では石炭が主流だったのです。
なので見向きもされず、賄賂が無ければ嫌がらせもされてしまっていました。
出資者木田章太郎に鐵三が返済できないので謝りに行くと、とことん何年でもやってみてダメなら一緒に乞食しようと激励されます。
何かいい手はないかと思い海を見ていると鐵三はポンポン船を見かけてピンときます。灯油で動いているポンポン船を軽油にするのです。陸で売ってしまうと縄張りがあるため、海の上でゲリラ売りしかできません。
海の上で軽油を売るKS国岡商店として商売していきます。
豪快な鐵三に惚れこんで入社してきた長谷部と東雲。いつしかKS国岡商店は海賊と呼ばれます。
ある日鐵三はユキ(綾瀬はるか)と結婚します。従業員も一緒に住みこんだ家で新婚生活が始まるのでした。
そして終戦後、元海軍大佐の藤本がGHQから請け負ったラジオ修理の話を持ってきます。
藤本を入社させ、銀行でラジオの実演修理させます。そこで融資を受けることができるようになりました。

ネタバレと結末

同じころ、石油統制配給会社は困っていました。国内の備蓄石油2万トンをさばかないと次の石油は送らないとGHQに言われていたのでした。困った鳥川総裁は国岡商店に備蓄石油を押し付けます。
国岡商店は引き受けたものの、ヒドイ状態の石油に弱ったものの、「これは石油だ!」という東雲の言葉に目を覚まします。押し付けた鳥川も田岡商店を馬鹿にします。田岡はきっちり言い返してしまいます。
すると鳥川は逆切れし、次の嫌がらせを考え始めます。石油の抽出作業が終わった後、国岡商店は晴れて陸地で石油販売ができることになりました。1915年鐵三は三十歳になり、満州に潤滑油の開発に乗り出します。なかなかうまくいかずに日本に帰るとユキが別れてくれと言いました。鐵三は再婚し何人かの子供を持ちました。
太平洋戦争では国岡商店の計画が国に買われ、石油取扱いを一任され、鳥川にさらに恨みを買われてしまいます。1949年国岡商店は石油販売の権利を得ることができ、アメリカの石油メジャーとの競争が始まります。
裁判があったり邪魔されたりしますが田岡は勝ち登って行きます。1981年、96歳になった時、大家族に見守られながら、病室で鐵三はポンポン船に乗っていたあの頃の夢を見るのでした。

海賊とよばれた男のみんなの感想

ネタバレなし

主演が岡田准一で、彼の出演の映画やドラマはほぼ外れ無しで感動するものが多く、DVDレンタルで見ました。実際戦時中以外に、仕事に命がけで立ち向かう社長や社員が団結する会社は今あるのかなと考えさせられる内容でした。他にも演技の上手な綾瀬はるかや俳優達が出演していたから素晴らしい作品になったのかなと感じる映画です。題名に海賊と付くので映画を見終わってから海賊の意味が理解できました。(40代女性)
この映画を見て最初に思ったのは、出光石油というのはすごい歴史を持っていたのだということでした。これまで石油会社のことはほとんど意識したことがなかったのですが、この映画を見た後は自然と出光を応援したくなってしまいました。それくらい私にとってはインパクトが大きかったです。また映画そのものも俳優さんたちの熱のこもった演技は素晴らしく、特に主演の岡田准一は人を惹きつける本当に良い役者だと思います。彼が出ているどの映画を見てもあまりはずれがないと言う印象があり、好きな日本人俳優の一人です。映画を見たあと、情熱を持って仕事をするということの大切さや、情熱をかけることができなければ本当の仕事じゃない、そんな気持ちにさせられて、今の自分自身の仕事に対する取り組み方も考えさせられました。(50代男性)
出光興産がモデルということで、実際にこうだったのかな?と思うと、より一層見終わった時の感動が強まりました。出光興産の頑張りがなければ、今の発展した日本がなかったのではないかと思うぐらいです。
旧日本海軍のタンクの底に残った油を皆で処理するところ、それを国岡商店の店主である鐵造も一緒にやろうとする、その場面に熱いものを感じました。今の時代にも、こんなトップ・上司はいるのか?と思うぐらいです。下っ端に仕事を任すだけではなく、指示した仕事を自らもやろうとする。それでこそ、周りも信頼するトップについていきたくなるのではないかと思いました。
そして話のラストで、鐵造の奥さんが忙しい夫に嫌気がさして去っていったのではなく、最期まで鐵造のことを大切に思っていた、ということが分かった時・・・、なんともいえない深い愛と強い意志を感じました。
国内外の困難と立ち向かったひとりの強い男・国岡鐵造ですが、それよりも強かったのは、鐵造のことを思い去って行った奥さんの方だと思います。とても深い、考えさせられる物語でした。(40代女性)

ネタバレあり

1人の男性の人生を描いていて、スケールが大きくて感慨深い映画でした。岡田准一さんの演技の上手さに改めて、すごいなあと思いました。
また、私は女性なので妻を演じる綾瀬はるかさんの切なさ溢れる演技に思わず、感情移入してしまいました。
常に、旦那さんのことを考え、心から応援し、自分が身を引いてうまくいけば、それがいいと思える古き良き時代の女性の姿が逆に新鮮でした。
そんななかでも、寂しさをふっと覗かせる横顔がなんとも言えない美しさが印象に残りました。(20代女性)
どんな時代であっても、どんな状況であっても、決して諦めず、懸命に戦う男の生き様ってかっこいいなあと思いました。
また、その男を支える人々の人生もそれぞれ魅力的で素敵だなあと思いました。
現代では、強い女性って男性と平等にバリバリ働いて、戦う、そんな女性をイメージするけれど、本当に強い女性ってなんなんだろうと考えてしまいました。
そして、自分の信念はまっすぐ貫いて、愛する人を支え、また、自分がその人の足かせになるのであれば、身を引くことも厭わない、そんな女性もまた、強い女性なのだと感じました。
時代の荒波の中で、懸命に生きることを今を生きる私たちは忘れてしまっているようなところがあると思います。
ぬるま湯に浸かって、自分の人生を諦めることは人生を生きていないのと同じなのかもしれないと自分自身を戒める気分にさせられました。この映画を見て、強く生きようと思いました。(20代女性)
戦前、戦後を通して日本の復興を担った気骨漢の人とも云うべき生きざまは男ならば誰しも憧れを抱く大作でした。貧しい処から己の力と先見の目を信じ行動に移すのは大変な事です。その行動力や真っ直ぐな人間性に付き従い、供に行動する社員達、石油事業も何とか成る処まで来た矢先に戦争が始まり出征して行く社員を見送る店主の辛さ。戦争が終り生きて帰って来てくれた社員達への想いが、クビにせず皆を食べさせていく覚悟の原動力となり、妨害する石油組合やGHQにも挑み、遂に日本一のタンカーを完成させ誰もが手出さぬ、危険な海域を航り貿易を成し遂げた実話を元にした男のロマン溢れる物語。最後の歳を重ねた回想シーンを見て、精一杯の人生を生き抜いて来られ十分満足した最後を迎えられたのだと漢字得ました。(50代男性)
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