愛を乞うひと/あらすじとネタバレと感想

愛を乞うひと 1998年の邦画

愛を乞うひとの概要

制作:1998年 日本
監督:平山秀幸
出演:原田美枝子、野波麻帆、中井貴一、小日向文世、熊谷真実、國村隼、他

愛を乞うひとの見どころ

下田治美による長編小説「愛を乞う人」を平山秀幸監督で映画化。
世の中に衝撃を与えた作品であり、今でも見る人を引き付けて離さない何かがこの映画にはある。本当に完成された映画である。
1998年の映画化ののち、2017年にはドラマにもなっている。

愛を乞うひとのあらすじとネタバレと結末

あらすじ

山岡照恵は幼いころに病死した、父の遺骨を探す旅に出る。病院や役所に行くも見つからない。
しかし父の遺骨を探すことは、母に対するトラウマと向き合う事でもあります。照恵の母は照恵に壮絶な虐待を繰り返していました。見かねた父文雄(台湾人)が娘だけ連れ出して出て行ったほどの虐待で今でも照恵の体には動かない場所や傷があります。照恵の母は、初めは陳文夫と照恵と三人で暮らしていましたが、思うように折檻するのです。文雄と二人で安心して暮らしていた照恵ですが、やがて文雄は病死してしまいます。その後孤児院で育っていたのですが、突然母、豊子が来て連れて行かれたことから不幸な生活が始まります。豊子はバラック小屋で二番目の夫と照恵の異父兄弟の4人で暮らします。しかし三年後、母はこの夫とも別れてしまいます。そして二人の子供を連れて今度は三番目の夫が暮らす引揚者定着所に引っ越します。しかしそこでも貧しさは変わりませんでした。母親は相変わらず水商売を続けています。ある日友達に誘われた夏祭りの小遣いが欲しいとねだった照恵は煙草を照恵の手に押し付けます。照恵が中学に上がる時には制服を義理父の目の前で着替えるように強要したりとやりたい放題です。
我慢ができなくなった照恵はある日豊子に問います。
「私をなぜ引き取ったのか」ということを。しかし母の返事から愛は感じられませんでした。
そのままあきらめたように過ごし、学校を卒業して働くも母は相変わらず。耐えかねて一人で家を出て母との縁を切りました。

ネタバレと結末

照恵は一人娘が居ました。母が当時の状況を思いだしたり、父の骨を探していることをなかなか言えずにいると、娘が何か隠してると不審に思い母にぶつかります。そして訳を話した照恵と娘は、照恵の父の骨を一緒に探し出します。
二人は父の故郷でもある台湾にも行きます。しかし見つかりません。再度調べてみると、父は台湾国籍のままだったので骨が日本にある寺に納められていることを知ります。その寺に行き、父の遺骨を再開するのでした。そして母の居所も分かり、娘に会いに行こうと言われます。豊子はさびれた漁港で「美容室豊子」を経営していました。そこにはやはり男の影が。結局のところ母は男にすがるしかない女でした。しかし照恵もまた母に愛をすがるしかできない、二人とも愛を乞う人なのです。特に何も会話はしないけど、母も娘だとわかります。わかったところで何も言いませんが、照恵は母に「いつまでもお元気で・・・」といい娘と家に帰ります。

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