帝一の國の概要
制作:2017年 日本
監督:永井聡
出演:菅田将暉、野村周平、竹内涼真、間宮祥太朗、志尊淳、千葉雄大、永野芽郁、吉田鋼太郎、他
帝一の國の見どころ
帝一の國は古屋兎丸の人気漫画を永井聡監督が映画化。
「総理大臣になり自分の国を作る」と考えている主人公が全国トップの頭脳を持つ800人の学生が通う、日本一の超名門海帝高校の生徒会長になると将来の内閣入りが確約されている。といわれて目指す少年の物語である。
主演は菅田将暉。
帝一の國のあらすじとネタバレと結末
あらすじ
赤場帝一(菅田将暉)は海帝高校の一年生です。
新入生歓迎会の生徒会長に感激して以来、自分もまた生徒会に入りたいと願っていました。
海帝高校は将来の官僚や政財界の一流を育てる学校です。帝一の父もまた同じ学校でしたが、高校の時に生徒会長戦で負けてしまい、いまだに当時の生徒会長の後を追っている状態でした。父もまた、息子を使ってかつての恨みを晴らそうと息子に徹底的にエリート教育をしてきたのでした。
生徒会長になるにはまずクラス委員にならなくてはいけません。そこから評議会のメンバーにならなければ生徒会への道が作れません。クラス委員は中学でも生徒会をしていた帝一はクリアしています。あとは寄付金ですがこれも父が多額の寄付をしているのでクリアできました。学級委員となった帝一は評議会のメンバーになれました。
しかし評議会のメンバーは強者ぞろいで、帝一は焦りました。
生徒会長は次期生徒会長を選ぶので、今の次期生徒会長に忠実に行動すれば生徒会長になれます。
さっそく帝一は次期会長になりそうな氷室ローランドに取り入りますがライバル菊馬の邪魔が入ります。
菊馬は生徒会でも帝一に大恥をかかそうとしますが、これまたライバルの大鷹弾に助けられます。弾は海帝高校には珍しい貧乏家の出身ですが、それに負けない魅力があったのでした。
そして弾はローランドではなく森園億人を推していたのです。
帝一たちが裸太鼓までして盛り上げているローランドは、自分になびかない弾が気に入らず、弾の父の借金を肩代わりしてやると言い出します。迷う弾でしたが最後はローランドを殴り、断りました。
ネタバレと結末
帝一はそんなローランドに疑問を持ち始めました。
しかもローランドは帝一の父のライバル会社です。菊馬がそのことをローランドにばらし、帝一を捨て駒にしようとします。帝一はあっさりローランドを捨てて、森園側に寝返ります。帝一は森園を盛り上げるため支持者を集めだします。ローランドも対抗してお金を配りだしました。
そんな時帝一の父が捕まってしまい、森園の票が落ちてしまいます。生徒会長選挙の日、帝一は気を取り直して学校に行くと菊馬に絡まれてしまいます。二人はケンカになり帝一の票が無くなってしまいますが、森園が生徒会長になりました。
そして翌年。帝一、菊馬、弾が生徒会長に立候補しますが弾が生徒会長になります。
帝一はお祝いに大好きなピアノを弾いてあげるのでした。
帝一の國のみんなの感想
ネタバレなし
いわゆる学校の生徒会選挙を中心として描き、そこにマンガチックな演出と設定を混ぜたことで不思議な世界観を出しているが、この世界観を受け入れられる人とそうでない人、好き嫌いの多い作品だろうとは思った。
それに、原作漫画を読んだことがある人はより楽しめるかもしれないが、私はそうではなかったので、さすがに千円以上を出して観るほどの作品ではないと思った。(20代女性)
竹内涼真さんの役のキャラクターはどこか昭和的な優しさとまっすぐさを感じさせるさわやかなキャラクターでした。帝一の彼女もいやみがなくかわいらしかったです。マンガが原作らしいです。読んでみたいと思いました。(40代女性)