こはく/あらすじとネタバレと感想

こはく 2019年の邦画

こはくの概要

制作:2019年 日本
監督:横尾初喜
出演:井浦新、大橋彰、遠藤久美子、嶋田久作、他

こはくの見どころ

横尾初喜監督の幼少期の出来事を元としている作品。
長崎を舞台に二人が幼いころに何もかもを捨てて出て行った父を探して歩く兄弟の話。

こはくのあらすじとネタバレと結末

あらすじ

35歳になる広中亮太は長崎県で、幼いころ受け継いだ借金とガラス細工会社をなんとか立て直していました。亮太は一回目の結婚で離婚し、二人の息子とはずっと会えないままでした。そして今の妻、友里恵が妊娠したことを知ります。亮太はふと、自分の父の事を思い出すのでした。
そんなことを思いながら過ごしていると亮太に兄の章一から電話がありました。そして亮太は章一と母元子の暮す実家に帰ります。兄の章一は定職にも就かずに、いつもフラフラとしていました。虚言癖も強く、いつもいいかげんなのですが、いつになく真剣に父への怒りを話します。どうも父にばったり見かけてしまったようでした。あまりにも真剣に父の悪口を言う章一に衝撃を受けた亮太は父の居場所を探そうとしますが、聞き込みをしている途中でも章一は女の子をナンパしたりと邪魔ばかりします。
亮太はガラス職人の宮本が父の代から居るので思い切って聞いてみます。宮本は真実は誰にも分らないと言いながらも、同時期に消えた事務の小形晃子の事を教えてくれました。
亮太と章一は母には内緒で晃子が父の失踪と関係しているのではないかと思い、晃子の住んでいたアパートを訪ねますが転居した後でした。父が思うように見つからないことから、亮太は思い切って母の元子に父の事を訪ねます。しかし元子は未だに父の事を毛嫌いしており何も語ろうとはしないのでした。
晃子が住んでいたアパートはかつて兄弟が住んでいた町でもあり、二人は幼いころの記憶を少しづつ取り戻します。そして父と母が別れることになり、どちらについていくかという時に”母”と兄弟が答えた時のさみしそうな父の顔を思い出しました。

ネタバレと結末

もう一度、父を探そうと思った時、元子が病気で倒れました。元子は脳腫瘍でした。初めて元子が父の事を話し「父は優しすぎた」と聞きます。そして間もなく、亮太の二人目の妻に男の子が生まれました。
なのに章一は父の新しい情報が入ったと言っては嘘ばかりつきます。亮太は章一に激怒しました。
それからしばらくして元子が亡くなりました。葬式の参列者に晃子が居たことに気が付き、兄弟は晃子と対面します。晃子は、当時自分の父の借金があり母が病に倒れたばかりでした。そして章一と亮太の父がその晃子の父の借金を肩代わりしてくれたと言います。晃子は家族を助けられたものの、父の家族を壊してしまい申し訳ない思いから二人に父の居場所を教えてくれました。
二人の父、三田崇之は漁村で一生懸命に働いていました。二人が訪ねていくとすぐに気が付き、元子の死を伝えると真正面から抱きしめてくれます。兄弟は張りつめていた糸が切れたように涙し、父と子のわだかまりは解消します。そして兄弟の執拗も無くなり、澄み渡った笑顔で笑える日が来たのでした。

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