ノルウェイの森の概要
制作:2010年 日本
監督:トラン・アン・ユン
出演:松山ケンイチ、菊地凛子、水原希子、他
ノルウェイの森の見どころ
村上春樹のベストセラーノルウェイの森をトラン・アン・ユンにより映画化。
これまで映画化は不可能だと言われていた作品だけに、注目を浴びた。
主演は松山ケンイチ、菊地凛子、水原希子。
キャッチコピーは「深く愛すること。強く生きること。」
ノルウェイの森のあらすじとネタバレと結末
あらすじ
キズキと直子(菊地凛子)は仲のいい恋人同士であった。
渡辺(松山ケンイチ)はそこに加わるが、キズキが自殺したことで関係が変わってしまう。渡辺は直子と居るとキズキの不在を確かめるような感覚に陥ってしまう。
キズキの死で、渡辺は東京の大学に進学。キズキの事は忘れたかったのだ。
大学に入っても人とかかわることを避け、できるだけ一人で完結できるように生活していた渡辺。しかしやがて永沢という男友達ができ、永沢のおかげで女を知ることもできました。
しかしある日、直子と再会したことで直子と関係を持ってしまう。直子に惹かれていくことを止められない渡辺。
渡辺は直子がまだ立ち直っていないことを知る。関係を持った後、キズキとの関係を聞いてしまい、直子は渡辺の前から姿を消してしまう。連絡が取れなくなってしまったので、渡辺は直子の実家に長い手紙を書いて送る。
直子がいなくなった心の隙間をアルバイトに向けて生活していると、緑が声をかけてきます。
緑の家に招かれますが、緑は彼氏がいたり、渡辺は直子の事が忘れられないので帰ります。
そのころ、渡辺は直子から手紙を貰います。直子は精神を病んでしまい、京都の山奥の療養所に居るとのこと。
渡辺はすぐに向かいました。直子はキズキをどうしても受け入れることができなかったことを渡辺に告白します。キズキの事は受け入れることができなかったのに、どうして渡辺の事は受け入れることができたのかという事で自分を責めていたのです。渡辺は東京に帰りました。
ネタバレと結末
東京で一緒に暮らそうと直子に提案する渡辺でしたが、直子の症状は悪化する一方でした。
緑とも体の関係はないままに、宙ぶらりんな関係が続きます。
そんな時、直子が首つり自殺してしまいます。
直子と同じ病院に入院していたレイコが渡辺の家に来ます。レイコもまた直子の死を悲しみ、直子の居なくなった悲しみの儀式としてレイコと渡辺は体を重ねます。
レイコは渡辺に直子の分まで幸せになりなさいと背中を押すと、渡辺は緑に電話して初めからやり直したいといいます。
緑は喜んで、「今どこ?」と言いますが、渡辺は困ってしまいます。キズキは17歳のまま。直子は21歳のまま止まっているのです。自分がどこにいるのかわからなくなってしまっていたのです・・・。
ノルウェイの森のみんなの感想
ネタバレなし
世界中で読まれている作品ですが、本だと上下巻ある長編ですので、とりあえず映画から見てみて、そのあと読んでみるのもいいかもしれません。時間と余裕がある方にオススメです。(30代男性)