武士の家計簿/あらすじとネタバレと感想

武士の家計簿 2011年の邦画

武士の家計簿の概要

制作:2010年 日本
監督:森田芳光
出演:堺雅人、仲間由紀恵、松坂慶子、西村雅彦、草笛光子、他

武士の家計簿の見どころ

歴史学者磯田道史の著書武士の家計簿 「加賀藩御算用者」の幕末維新を森田芳光監督が映画化。
加賀藩の「御算用者」を担っていた猪山家の借金返済していく幕末の物語である。
主演は堺雅人。

武士の家計簿のあらすじとネタバレと結末

あらすじ

幕末時代、猪山直之(堺雅人)は算術者としては優れているものの、他のことでは一切融通が利かず、周囲と合わせるという事ができませんでした。なので武士としてはさっぱりというありさまです。
代々加賀藩の会計士として仕えている猪山家にはぴったりな息子という感じです。
しかし直之を心配している周りは、直之に嫁をつけようと縁談を持ってきます。相手のお駒の父は、会計士としてはずば抜けている直之を気に入ります。直之は、自分にはそろばんしかないとお駒に告げ、お駒はそんな直之を気に入ります。
そして直之とお駒は結婚するのでした。
不器用な直之と、身分が低い所から嫁に来たお駒との生活が始まります。
そろばんバカの直之は藩の米の不正事件を見逃すことができずに左遷を言われてしまいます。そろばん1つで役人が私服していることを暴いていったのでした。
ですが上層部の人間が直之の調査結果を見て、認めてくれて藩主の側近として異例の出世をしてしまいます。
そのころ、猪山家では長男が生まれてきます。長男の祝いの儀を行う時、直之は猪山家の家計簿を見、財政難だと知りました。父が作った借金が沢山あったのです。その額6000匁でした。祝いの儀の鯛の塩焼きも絵にかいて節約します。
今まで仕事のそろばんばかり弾いてきた直之が一念発起するのでした。
その日を機に、直之は借金の返済に奔走するようになります。まず家財道具を処理していき、日常生活においても徹底的に倹約に倹約を重ね、借金自体を減らすことに燃えていきます。
同時に長男の直吉には算術を教え込んでいき、猪山家の家計簿記帳ができるようになると任せます。
直吉も素直な子で、一生懸命父の言われたとおりに算術を学んでいきました。

ネタバレと結末

そして時は経ち、直之の父も母もなくなってしまいましたが、直吉は成人し、妻をもらいます。
幕末の動乱は加賀藩にもやってきて、直吉は京都に出向きます。そしてそこでも直吉は討幕軍に算術の腕を見込まれてしまいます。
直吉は新政府軍の海軍軍人として出世していくのでした。
さらに時は経ち、直之もなくなりますが、猪山家の家計簿の記帳は続いていきます。直吉の息子、成之にも猪山家の家計簿の記帳は受け継がれて幕末から、現代にまで続いていくのでした。

武士の家計簿のみんなの感想

ネタバレなし

ネタバレあり

「武士は食わねど高楊枝」のことわざがあるように、それまで武士はやせ我慢することが美徳とされていました。貧しい境遇にあっても気位を高く持って生きるべき・・・それをカッコいい、もしくは正しいと教えられて生きているのだから、生活が苦しくなるのも無理はありません。職業を簡単に変えるわけにもいかない中で、武術よりも算術の出来る武士が生き残っていく、そんな転換期の物語は、観ていて辛くなる部分もありました。ストーリーは算術の出来る武士に焦点が当たっているのですが、宮本武蔵のように武術を極めていきていた人達の消えていく運命も垣間見えてしまいます。正しく質実剛健の素晴らしさを学んだあとには、ちょっとデザートが欲しくなります。(30代女性)
今まで自分が見てきたどの時代劇とも違って、とても珍しくて新鮮に感じました。当たり前に江戸時代の武士もお金のやり繰りに苦労して、日々出納をチェックしながら生活していた事が良く分かって親近感が持てました。お陰で少し歴史に興味が湧いた気がします。借金の返済の為に家財を質に入れるシーンで松坂慶子さんがごねているのがとても面白くて笑ってしまいました。家族みんなで力を合わせて節約し家計を立て直していく様子は現代にも参考になると思います。とても面白くてためになる作品でした。(40代女性)
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