ラストサムライ/あらすじとネタバレと感想

ラストサムライの概要

制作:2003年 アメリカ
監督:エドワード・ズウィック
出演:トム・クルーズ、ティモシー・スポール、ビリー・コノリー、トニー・ゴールドウィン、渡辺謙、真田広之、他

Last samurai (2003) – final battle

ラストサムライのあらすじ

ラストサムライのみんなの感想

ネタバレなし

アメリカ映画で、日本の武士道を映画にした作品は少ないと思う。その中でこの、ラストサムライは、当時の時代背景や状況などを、かなり細かく映像化した作品に仕上がっていると思う。しかし、かなり違和感を覚える作品だともいえる。たとえば、全員が日本の武士でちょんまげ姿に対し、主人公の外国人(トム・クルーズ)は髪を結っていない点や、金髪が、日本の黒髪にどうしても合わない点など多数ある。
だからといって作品の価値が落ちるものではないと思う。砲弾などの迫力は、本物さながらであるし、切腹のシーンなどは、まさに武士道精神などが、ひしひしと伝わってくる。
今の日本人に武士道精神というものは、ほとんど残っていないと感じるが、アメリア映画で、日本の武士道が再認識されたことで、日本人も歴史にを再認識する機会になれば良いと感じる作品でした。(30代男性)
ストーリーとしては、わかり易い悪者がでてきて対峙するのは王道というか、ハリウッド的な盛り込み方だと思いますが、この作品の魅力は何といっても丁寧に描かれていく日本の精神そのものでしょう。残酷な戦闘シーンなどは一見すれば単純で野蛮さもある中、日本独自の武士道精神を繊細に描き、敬意をもってそれを受け入れていくアメリカ軍人の様子が丁寧に表現されています。明治維新後の話であるので、互いがまだまだよくわからない者同士であったのに、日本とアメリカの垣根を越えて手を取り合っていく姿には感銘を受けます。情報も知識もたくさんある現在でも難しいことを、一人ひとりの人間同士ではこんなにも歩み寄れるのかと思えば、いま色んなところでされている対立が口惜しくさえ感じ考えさせられます。暮らしてきた環境や生まれ育った国・文化など違えど、相手を敬うことを忘れてはならないのだと見るたびに思う作品です。(30代女性)
欧米映画で描かれる日本は、おかしななんちゃって日本なことが多いです。どう見ても韓国風だったり、中国風だったり。でも本作はハリウッド作品で、トム・クルーズが主演でありながら、極力誇張なしで日本を描いている印象でした。
廃刀令が出た後の、明治初期の日本。
敵としてやって来たネイサン・オールグレン将軍は、敗れて捕虜になりますが……敵である侍たちの生き方に惹かれ、少しずつ心を通わすようになります。
最後の武士道を貫こうとする、勝元や息子の信忠たち。
勝元を演じた渡辺謙さんが、特に重みがあり、印象的でした。
あえて時代遅れな生き方を選び、戦って死ぬ美学……それを、西洋人の視点で描いたのが面白かったです。(30代女性)
所謂サムライを題材にした時代劇映画ですが、日本における時代劇とは違って、アメリカ側からみた、ハリウッド制作のサムライ映画というのは、凄く興味深かったです。しかも、主役がトム・クルーズという大メジャー作品でもありましたから、余計です。トム・クルーズが、外国人が、武士道を身に着けていく・・・というのは、ある意味、凄く画期的な内容だったと思います。私は外国人の夫と国際結婚し、しかも夫は剣道4段ですので、彼と一緒に映画を見ていて、私も、彼も、凄く色々思うところがあり、日本人からの見解と、外国人からの見解を色々話せたりして、凄く考えさせられるところのある作品でした。(40代女性)

ネタバレあり

ラストサムライはトム・クルーズが出演して武士道を貫くので面白かったです。また日本とアメリカの文化の共通点も分かるような映画で良かったです。
最も良かった点は主人公が殺した侍の家族と仲良くなる部分です。その家族を女優の小雪が演じていて衝撃を受けました。また侍の村など大昔を思い出させるような作りで感動しました。
この映画には渡辺謙も出演していて大事な役を演じています。主人公はその侍と絆を深めていくので感動しました。異国人が武士道に目覚めていく過程もあって見入りました。
映画は武士が現代の銃などの武器に敗北する結末で悲しかったです。そして渡辺謙が演じる侍も死ぬのでショックが大きかったです。こうした結末には時代の流れや変化を感じました。(20代男性)
友達に誘われて観に行った映画です。当時かなりの話題作でしたが、日本の史実とはあまりにも違い過ぎるし、やたらと富士山が大映しになる、武士が田んぼの中で剣術の稽古をするか?等、細かい点でも突っ込みどころが満載で、私は全く入り込めませんでした。
特に、小雪がトム・クルーズとくっつくことを暗示したラストは納得できず、武士の妻なら夫の敵を討つのが日本の武士道文化なのでは?と思います。
アメリカ映画に日本や日本人が登場すると、所詮アメリカ人の日本理解なんてこの程度、と思うことが多いのですが、この映画も例外ではありません。歴史のことは忘れて、ファンタジーだと割り切って見たら、感動できるのかもしれません。(50代女性)